XP SP3 はまだか。。

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米国時間 29日に提供予定とされていた SP3 が未だに Microsoft ダウンロードセンターにアップされない。。
5月4日現在、予定とされていた期日から 3日が過ぎた今でも、ダウンロードセンターには動きがない。
SP3 は前評判がいいだけに、インストールしてから、C ドライブのバックアップをとり、ゲームやら何やらを入れようかと思って待っていたが、もう我慢の限界だ。。遅い。遅すぎる。

公式の発表によると、延期の理由は Microsoft Dynamics RMS (Retail Management System)
との互換性による問題とのことで、Dynamics RMS 搭載システムに SP3 が配布されないよう一時的に Windows Update でフィルタリングした後、提供を開始する予定としていた。
TechNet Forums では、予定されていた 29日から 3日後(日本時間で 5月3日)の提供を目標としていることを伝えている。

同時に、Microsoft はこの問題に対するフィックスをテスト中で、リリース後に Dynamics RMS 利用者がこのフィックスを適用すると、SP3 をインストールできるようになるらしい。

しかし、いずれにせよこれって Microsoft Dynamics RMS なんていうマイナーなシステムのために、遅延が生じたということでしょ。リリース直前で発覚するなんて情けない。まぁそこは譲歩できたとしても、Windows Update でのフィルタリングにそんなに時間がかかっているのは解せない。

Microsoft のいうことを鵜呑みにするなら、Dynamics RMS を使ってないシステムには影響は出ないはず。であれば、アナウンス通り Windows Update での一般提供ができるのではないだろうか。

個人的な邪推ではあるが、Dynamics RMS の互換性問題に便乗して、5月の月例 Windows Update に含まれるフィックスも SP3 に含めてしまおうという魂胆か。あるいは、SP3 には含まず、月例 Windows Update でフィックスと同時に提供することで、問題をカバーする魂胆か。

何にせよ、Dynamics RMS 搭載システムへの SP3 提供は遅れても、それ以外のシステムへの提供がこれほどまで遅れるのは納得がいかない、というかおかしい。
これで、SP3 の提供のタイミングが、一般と Dynamics RMS 搭載システムとで一緒だったら、Microsoft は大嘘つきということになる。

目標
とはしているが、結局のところこの遅延は自分を含む多くのユーザーの期待を裏切った。日本の政治家と一緒だな。まぁ日本の政治家には期待すらしていないが。

あぁ、Microsoft という FAT な企業は、もう自分の意志じゃ動けなくなったんだろうか。もう少しデスクトップ Linux が進化して、動かなくてはならない状況まで横になったまま Chips を頬張っているつもりだろうか。
ユーザーの本当の利益というものを考え始めれば、きっといいダイエットになるだろう。Slim になった Microsoft は、きっと今よりも多くの人たちからモテると思うのに。

SP3 の本当のリリースがいつになるかはわからないが、期待をせずに待つことにしよう。