VMware ESXi 3.5.0 をインストール(その4)

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やっとここまでたどり着きました。いよいよ ESXi を起動してみます。 起動の前に、マシン側で USB フラッシュメモリで起動するよう設定しておく必要があります。
この部分の具体的な説明は BIOS ごとに違うので割愛します。
基本的には、以下の 2つの設定を BIOS で行っておけば大丈夫でしょう。ただし、USB フラッシュメモリで起動できないマシンでは、この方法は使えません... あしからず。
  • USB フラッシュメモリを HDD として認識させる(USB デバイスのエミュレーションタイプ HDD に設定する)
  • USB フラッシュメモリを最初に起動するドライブとして設定する
準備を終えたら、USB フラッシュメモリをマシンに挿して起動します。 すると、ついに設定画面が表示され無事に起動!...ここまで長かった。 最初の画面には、ホストを管理するツールは http://0.0.0.0/ からダウンロードする旨のメッセージと、以下の 2つだけメニューがありました。
  • <F2> Customize System
  • <F12> Shut Down/Restart
ここでは F2Customize System を選択します。 そうすると、さらに以下のメニューが出てきます。
  • Configure Root Password
  • Configure Lockdown Mode
  • Configure Management Network
  • Restart Management Network
  • Test Management Network
  • Configure Keyboard
  • View Support Information
  • View System Logs
  • Restart Management Agents
  • Reset Customized Settings
Configure Root Password で root のパスワードを設定し、Configure Keyboard でキーボードタイプを Japanese に設定。 で、最初の画面でも表示されていた通り、デフォルトでマシンに設定されている IP アドレスは 0.0.0.0 のようなので、これを変更するため Configure Management Network を選択。
すると以下の項目のみが表示されました。
Restore Network Factory Settings
...?うーん、どう考えても工場出荷時に設定を復元するって意味だよなー。項目を間違えたと思い、ほかの項目も見てみたが、結局それらしい項目はなく、ここ以外にはないという結論に。
でも何でだろ。詳細メニューに分かれている訳でもないし、ネットで調べて見たサイトでは、ここで IP アドレスの設定メニューが出てくるはずなんだけどなぁ... ESXi のビルドバージョンが微妙に違うからかなぁ...

さらにいろいろ調べた結果、どうやら先に述べた ESXi がハードウェアを選ぶ件に起因しているらしいことがわかった。あー、M/B に内蔵の LAN ポートを使ってるからダメなのか。仕方ない、LAN カード買ってくるか... まぁ安いから大して痛手ではないしな。
ということで、次回、LAN カードを買ってきて試してみます。