ついに MySQL 5.1 がリリースされました。
MySQL は、なぜかメジャーバージョンアップよりも第一小数点のバージョンアップの方が大幅に変更が加えられるという認識が自分の中にある、ちょっと不思議なデータベースです。
ということで、今回は大幅に変更が加えられたバージョンアップなのですが、MySQL の設立者 Widenius 氏のブログには何やらかなり不安な発言が...
どうやら、クラッシュなどを引き起こす致命的なバグが 20 件、重大なバグが 180 件、そのほかにも修正すべきバグが 300 件残されているということです。さらには、GA のリリースを中止するべきとのコメントも...
こんなことになってしまった理由として、Widenius 氏は、ベータ版や RC 版における、コミュニティなどによるテスト期間が短すぎたこと、バグ修正の担当人数が少ないこと、品質と機能にフォーカスした従来のようなリリースではなく、時期と機能にフォーカスしたリリースであることを指摘しています。
じゃリリースしなきゃいいのにって思ってしまうのですが、大きな企業であることや、利益優先のモデルになってしまうと、いろんなシガラミが出てくるんですよね...
ということで、アップグレードする人はご注意を。私は CentOS 6 あたりで修正版がリポジトリに置かれるのを静かに待つことにしますw
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