VMware ESXi 3.5.0 をインストール(その3)

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ESXi を USB メモリフラッシュにインストールしてみた。 やり方は 2通り見つかりました。dd コマンドを使って書き込む方法と、Windows 用ソフトを使って書き込む方法です。
自分は Windows 上でライティングソフトを使う方法をとりましたが、一応両方紹介しておきますね。
用意するものは以下の 2つです。
  • ESXi のイメージファイル
  • 1GB 以上の容量の USB フラッシュメモリ
ESXi のイメージファイルは、VMware のサイトからダウンロードしたものです。また、USB フラッシュメモリに書き込むイメージは約 750 MB ほどあるので、用意する USB フラッシュメモリは 1GB 以上の容量である必要があります。
※書き込みを行うと USB フラッシュメモリに書き込まれているデータは消えてしまうので、事前に必ずバックアップをとっておいてくださいね。
  • Linux + dd コマンドで書き込む場合
    1. ISO イメージをループバックマウント
    2. INSTALL.TGZ を展開
    3. 展開したディレクトリ内の usr/lib/vmware/installer/VMware-VMvisor-big-3.5.0_Update_2-110271.i386.dd.bz2 をさらに展開
    4. dd コマンドで USB フラッシュメモリに、展開した VMware-VMvisor-big-3.5.0_Update_2-110271.i386.dd を書き込む
  • 具体的には、こんな感じです。
    # mount -o loop VMware-VMvisor-InstallerCD-3.5.0_Update_2-110271.i386.iso /mnt/misc
    # tar zxvf /mnt/misc/install.tgz
    # bzip2 -d usr/lib/vmware/installer/VMware-VMvisor-big-3.5.0_Update_2-110271.i386.dd.bz2
    # dd if=usr/lib/vmware/installer/VMware-VMvisor-big-3.5.0_Update_2-110271.i386.dd of=/dev/sdb bs=1M
    
  • Windows + dd コマンドで書き込む場合
    1. DAEMON Tools Lite を使って ISO イメージをマウント
    2. INSTALL.TGZ を展開
    3. 展開したディレクトリ内の usr/lib/vmware/installer/VMware-VMvisor-big-3.5.0_Update_2-110271.i386.dd.bz2 をさらに展開
    4. dd for Windows を使って、Windows 用 dd コマンドで USB フラッシュメモリに、展開した VMware-VMvisor-big-3.5.0_Update_2-110271.i386.dd を書き込む
  • Windows + ライティングソフトで書き込む場合
    1. DAEMON Tools Lite を使って ISO イメージをマウント
    2. INSTALL.TGZ を展開
    3. 展開したディレクトリ内の usr/lib/vmware/installer/VMware-VMvisor-big-3.5.0_Update_2-110271.i386.dd.bz2 をさらに展開
    4. WinImage 8.x をインストール・起動
    5. WinImage 8.x のメニュー Options > WinImage mode selection から WinImage professional mode... を選択
    6. 同じく、Disk > Restore Virtual Hard Disk image on physical drive... から、USB メモリフラッシュを選択
    7. 書き込むイメージファイルの選択ダイアログが出てくるので、VMware-VMvisor-big-3.5.0_Update_2-110271.i386.dd を選択
    8. 本当に書き込むかメッセージが出てくるので OK ボタンをクリックし、USB フラッシュメモリに書き込みを実行
次回は、いよいよ ESXi を起動します!