認識されてない...
あぅ...ダメか。うーん、ちょっと八方塞がりな感じ。前回の参考サイトを見直すと、simple.map に設定した ata_piix は、SATA のことを指すとのこと。ただ、そのほかにも設定可能な種類がある様子。
以下、調べた組み合わせを載せておきます。
ata_piix | sata_nv | ahci |
SATA | SATA (nVidia) | SATA (AHCI mode) |
結果、認識されることはありませんでした...orz
RAID ドライバについても試そうかと思ったのですが、RAID の場合は今まで行った作業だけではうまくいかないとの情報を見つけたので、試すにしても根気が必要のようです。
やるだけのことはやったので一時期間をおいて休息しようかと思います。あー、そういえば BIOS の設定でも AHCI ってあったなー。漏れがあると困るので、一応 BIOS の設定を AHCI モードに変更して、さらに simple.map の設定値を ahci として動作を確認。すると...
認識しとるやないですか!!!
なぜ??と思いながらも認識されたことに興奮し、ちょっと舞い上がってしまいました(^^;
これで 7 万以上もつぎ込んで完成させたマシンが報われるというものです。
で、その興奮が冷める間もなく、次の作業に移ります。
[Configuration] タブ > [Licensed Features] をクリックして、License Source の [Edit...] をクリックします。そして、表示されたダイアログで [Use Serial Number] を選択して、ESXi のイメージを取得した際に一緒に取得しておいたシリアルナンバーを入力して [OK] をクリック。すると、以下のメッセージが表示されました。
The license source you selected does not include all the licensed features you are currently using. Would you like to release your current licenses and proceed anyway?要するに、あなたが選んだライセンスでは、すべての機能を利用することができないけど、それでもいいですか?という意味です。ESXi はインストールから 60日間の評価期間があり、無償ですべての機能を利用できるのですが、無償のライセンスでは機能が限定されてしまうので、ライセンスの変更前に警告が表示される仕組みになっているのですね。
60日間フルに全機能を使い倒してもいいのですが、60日過ぎてライセンスが切れると起動できなくなってしまうので、それを避けるためにも忘れないうちに [Yes] をクリックして、ライセンスの変更をしておきます。
ライセンスの変更が済んだら、いよいよ次は、仮想マシンを作成してゲスト OS をインストールします。
以前にやったのと同じ手順で仮想マシンを作成します。今度は、Storage の項目で、認識した HDD を選ぶことができました。よしよし。
特に問題もなく仮想マシンを作成したら、ゲスト OS のインストールです。VMware Server と同じように、クライアント側の CD/DVD ドライブを指定できるようですが、はじめやり方に戸惑ってしまいました。
全体の設定として、CD/DVD ドライブとして何を使うか指定することが可能なのですが、どうやら仮想マシンごとにも CD/DVD ドライブの設定ができるようなのです。ただ、仮想マシンごとの設定は、Disable になったまま。仕方なく仮想マシンを起動したら、Disable だった設定項目が Enable になりました。どうやら仮想マシンを起動している間でないと設定ができないみたいです。
改めて、CD/DVD ドライブにクライアント側の iso ファイルを設定して CentOS 5.2 のインストールを開始します。うーん、いい感じ。
しかし、インストール中に突然こんなメッセージが表示された。
The file lrzsz-0.12.20-22.1.x86_64.rpm cannot be opened. This is due to a missing file, a corrupt package or corrupt media. Please verify your installation source. If you exit, your system will be left in an inconsistent state that will likely require reinstallation.lrzsz-0.12.20-22.1.x86_64.rpm が何らかの理由で開けないという意味なのですが、なぜこんなことになるのだろうか... よくある事例としては、メディアの破損が考えられるのだが、iso ファイルでそんなことがあるのかなぁ。
結局、虱潰しにやっていくしかないと思い、CentOS の DVD の iso ファイルを再度ダウンロードして動作を確認... あ、うまくいった。iso ファイル、壊れてたんかいorz
そんなこんなで、紆余曲折ありましたが、やっとゲスト OS のインストールまで漕ぎ着けることができました。とりあえず、細かい操作手順やゲスト OS での検証は置いておいて、ESXi インストール実験シリーズはこれにて終幕とします。
ほんとに、本当にお疲れ様でした!
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