パッケージのアップデートができないのはこの設定を行っていないのが原因かも知れません。
YaST2 などのパッケージ管理システムのデフォルトの設定では、リポジトリとして、download.opensuse.org と ローカルの CD/DVD が登録されています。
問題は、優先度が CD/DVD の方が高いという点です。これは、CD/DVD 内にパッケージがあったらそちらを優先するということなので、修正が必要です。
バージョンアップしていないパッケージをインストールするなら、確かに CD/DVD から行った方が早いし楽です。
ただ、そういう状況自体はっきりいって稀なことです。バージョンアップは行われるし、旧バージョンを CD/DVD からインストールしても、その後にバージョンアップを行うことになるので、結局二度手間になってしまいます。
YaST2 を起動して、[Software] > [Software Repositories] を開き、Repositories の中から、Priority が「99 (Default)」のリポジトリを選択し、URL が「cd:///?devices=/dev/sr0」となっているのを確認したら、そのリポジトリの優先度を 101 にするなど、他のリポジトリの優先度より下げるか、「Enabled」のチェックを外して、使用しない状態にするのがよいでしょう。
これでパッケージのインストールの準備は整ったと言えると思います。
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