新型コロナウイルスによって変わった生活や、周囲の動向、思ったことや感じたことなどざっくばらんに書いてみます。
WHO のテドロス事務局長が「世界は元に戻らない」と発言したように、新型コロナウイルスは人々からさまざまなものを奪い、わたしたちの生活様式は大きく変わりました。
たとえ今回の脅威が過ぎ去っても、大きく変貌した生活様式は、確かにもう戻らないかもしれません。
まじめなことは前の記事で書きましたので、この記事では新型コロナウイルスによって起きた出来事などにツッコミを入れていきたいと思いますw
まずは WHO。対応遅かったですよね...パンデミック宣言出さないし。
宣言したことによる混乱を避けるためとかいってたけど、じゃあ何のための宣言なんだよw
人は遠く離れた脅威に対して適切に反応できないことがあるらしいですが、WHO がそれじゃだめだろうと...
わたしは 2020/1 頃に新型コロナウイルスの報道が出た際、まだそんなに大きなニュースにはなってなかったけど、それでもこれは結構やばいんじゃないかと思ったぐらいです。
そして日本の対応。遅かったですよねw 各知事の方が反応早かった。
アベノマスクも届かないし。(ちなみにまだ 5/22 現在まだ届いてません)
4/7 に配布が閣議決定して 4/17 から配布が始まったのに、不良品が混じってるとか不祥事起こして回収になり、5/22 現在まだ全世帯の 11% ちょっとだという...
あの...5/25 には緊急事態宣言解除になるんですけど...
ほんとに意味ないなあ...それなら経費 500 億を PCR 検査キットの確保にかけた方がよっぽどよかったんじゃないだろうか。
しかも官房長官は、供給不足で高騰していたマスクの価格が戻ってきたのはアベノマスクのおかげとのたまったようだ。
記事を見ている方には先入観を植え付けないように、官房長官の発言を引用しておこう。
布マスクの配布などにより需要が抑制された結果、店頭の品薄状況が徐々に改善をされて、また上昇してきたマスク価格にも反転の兆しがみられる。
菅義偉
どう思われただろうか?w わたしは唖然としてしまいました。
アベノマスクより、マスクの高額転売規制の方がよっぽど効果的だったと思うのだが...
まだある。
前述でも少し触れたが、PCR 検査キットの拡充が圧倒的に遅かったことだ。
これはもう意図的に阻止してるんじゃないかと思ったほどだ。
実際、日本の感染者数が諸外国より圧倒的に少ないのは、検査数そのものが圧倒的に少ないというのが理由だと思っている。
検査数が少ないならそりゃ検出数も少ないわな...
大事なのは感染率で、第 1 波が終息しそうなこの時期にようやく注目されてきたように思う。
政府の批判はまだまだあるが、全部いうと記事が終わらないのでこのくらいにしようw
さて、視線を周囲に向けると、さまざまな人間模様を見て取れる。
みんなが我慢している中、新型コロナウイルスを軽視して迷惑な行動・発言をする輩が結構いる。
「俺はコロナだ」といって咳をするやつ、「俺正直ブカンカゼちょろいって思ってるけどね」とかいうやつ、「自粛のこの時期に外に出てる男は生命力が強い」とかいって逆ナンパするギャル、沖縄県知事が来ないでと言ってるのに旅行に行くやつ...ああ...日本にはこんなにも阿呆なやつらがいるのか...
なんでこんな輩ばっかりなんだと思うけど、きっとこういう輩は昔から結構いたんだと思う。
今はスマホなどの高性能デバイスが 1 人 1 台以上、ネットワークインフラも整っている時代。
そしてそれに見合った SNS ツールの台頭。
技術の進歩に人間が追いついていない感じ。
みんな知ってるかな?Google って 1998 年に設立されたんだよ...その頃はまだインターネットって何?くらいな時代だった。
それが 20 年ちょっとで様変わりした。きっと今の世代が 20 年前にタイムスリップしたら生きていけないだろうw
...ちょっと話がそれたが、馬鹿なことやってる輩も、昔だったらネットで広まるなんてこともなく、地元で話題になる程度だっただろう。
それが SNS をはじめとする個人メディアの発達で、そういう輩が一気にあぶり出された、というのが実際のところだと思っている。
悲しいことに、地元の連中に「酒飲めばコロナにかからない」といっているやつがいる...
酒の席だったし、本気で言っているとは思わないけど、そういうことを不用意に発してしまう「緩さ」にすごく嫌悪感を抱く。
たとえシラフでも、心中ではコロナの脅威を正しく認識できていない、要するに対岸の火事だと思っているのだろう。
近くで被害が出ないと確かに現実味がないかも知れないが、遠くでも死者が出ている、それがいつ迫ってくるかわからない、そういう脅威を感じ取れる人と一緒にいたいと思う。
わたしは「酒飲めば...」発言を聞いたとき、もう付き合うことはやめようと心の中で密かに決めた。
この世の中、たまには羽目を外すことがあってもいい。むしろないと厳しい。
でも外していい「ボーダーライン」は時代ごとに変わる。羽目を外してもそこを超えてはいけない。
そして「ボーダーライン」にもいろいろある。自分の、地元の、社会の...
私が言うのは、社会全体の「ボーダーライン」だ。
「モラル」と言い換えてもいいかもしれない。
これが見えるだけでなく、そこに合わせることができる人としか付き合いたくない。
といっても、さまざまなしがらみで付き合わざるを得ないのが現実だろう。
わたしも例外ではない。けど、変えようと思わなければ変わらないのも事実。
自分をたいそうな人間だと思ったことはないが、八方美人でいることにはもう疲れてしまった。
少しわがままになっても、付き合いやすい人とつるむのは悪いことではないと思う。
ただ、モラルの低い層はともかく、考え方が違うだけの人に対してまで遠ざけてしまうのはなるべく避けたいとも思っている。
ダイバーシティが叫ばれる昨今、自分とそれに近い思考しか受け入れられないこともまた、恐ろしいからだ。
付き合いやすい人 7 割、別の考え方の人 3 割、モラルの低い人 0、が理想かな。
現在のように、ストレスを抱えやすい時期にその人のモラルも見え隠れする。判断するにはいいタイミングかもしれない。
新型コロナウイルスは基本厄災ではあるが、世界全体で俯瞰すると多少なりともよいこともあった。
世界で起きる様々な災害は、地球の意思による人類の淘汰であるという考えを持つ人がいる。
あながち間違っていないな、と思うのだ。
淘汰ということはつまり、それを乗り越えた人類はより生命として強くなるということになる。
今回の新型コロナウイルスは、人類とって間違いなく最大の脅威のひとつであるといえるだろう。
この厄災を乗り越えた先に何が待っているのか、まだ確信を持てることは何ひとつないが、それでもわたしは明るい未来が待っていると思う。
実際、この数ヶ月で、人類の生活様式は 10 年先まで加速したと自分は感じている。
もちろん、今の状況は「やりすぎ」だ。10 年後でもまったく同じ生活様式にはなっていないだろう。
ただ、今この自粛中の生活様式に確実に近づいているとは思う。
現代は、不要と思えるほど外出が多い。人との物理的接触が多い。
未来は、VR/AR がよりコモディティ化した世の中になるという確信がある。
今この生活様式がストレスになっている要因は主に 4 つ。
「自粛を強制されることによる精神的な抑圧」「新しい生活様式になれていない」「ネットワークインフラ(主に 5G)の未普及」「VR/AR の未整備・未普及」とわたしは考える。
自粛強制は言わずもがな。今は「やらされている」のでストレスになるのは当たり前だ。
いきなりリモート中心の生活になって慣れないというのもストレスだろう。
そして 5G はまだサービスが開始されてから間もなく、まだ普及していない。
もし 5G が当たり前の世の中だったなら、非常にクリアな映像・音声で、実際に対面のコミュニケーションに近い情報量を得ることができるだろう。
最後は VR/AR。VR は「Virtual Reality(仮想現実)」、AR は「Augmented Reality(拡張現実)」のことだ。
VR はよく聞くようになったのではないだろうか。ゲームなどで没入感を出すあれだw
AR はまだあまり耳にしないかもしれない。例えば、SF 映画で出てくる立体映像のようなものだ。
現時点では、技術としての VR/AR は存在するが、それを体験するためのデバイスがまだ高価なのだ。
ゆえにコモディティ化するに至っておらず、これらが当たり前の世の中はもう少し先のことのように思う。
未来では、もちろん強制されることなく、5G や VR/AR が当たり前の世の中になるだろう。
想像しにくい人のために例をひとつ。例えばコミュニケーション方法だ。
数人で会議をする。全員自宅にいる。会議室の仮想空間を作る。自分の映像を仮想空間に映し出す。映像はゴーグルから出力され、縦横 360 度見渡すことができる。
ほら、家に居ながらにして、実際に会社の会議室に集まっているのと同じ状態を実現できた。
唯一違うのは、お互い物理的に接触できないことぐらいだ。(まあこれはメリットにもなり得るので一長一短だが)
おそらくそう遠くない将来、こういうことが当たり前になる。
今はまだこの未来を実現するための要素が整っていない。
それだけでも不便なのに、なれないリモートを強制される状態なので、より不便に感じているのが現状なのだ。
未来ではこれらのマイナス要素が解消されるので、バーチャルとかリモートととか、そういうのが普通になっている。
これがわたしが想像する未来。で、新型コロナウイルスにより生活様式が一気に近づいた。
各種インフラ不備で不便な状態ではあるが、今のこの生活は、未来を先取りした状態にあると思っている。
新型コロナウイルスの脅威が去れば、生活様式はかなり以前に近い状態に戻るだろう。
しかし、リモートの良さも体感したはずだ。
これが強制されず、もっとよいインフラの中で利用できたら...みんな飛びつくに決まっている。
それはきっと今は想像できないほど便利で面白い世の中になっていることだろう。
1988 年の自分が、今の世界を想像できなかったように...
こういうときだからこそ、今の不便が解消された「未来の生活」に思いを馳せてみるのもよいかもしれない。
...好きなことだけ書いているうちにただ長い駄文になってしまった。
やはり表に出す文章は考えて書かねば...反省。
テーマもわかりにくくなってしまったが、新型コロナウイルスが絡んでいるということで OK としようw
でも、見られることを気にせず書くというのも、たまにはいいものだと思った。
数年放置したこのサイトだ。また数年放置するかもしれない...w
そのときにこの記事を自分がみたらなんと思うのだろう...怖いような楽しみのような。
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